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作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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〜10〜相談2
カ「おぉ、で、花ちゃんが絡まれてそこに翔さんが来て助けた..っていうことけぇ?」
今カオリさんは理子さんに翔君との出会いを説明してもらってる。
ウチは、説明とか嫌いだからな...。(笑)
カオリさんも分かったみたい..。
花「あ、はい。そーいうことです。」
カ「なんか..運命的な出会いじゃけんねぇ。」
カオリさんはそう言うと目をキラキラさせた。
理「カオリ、絶対数の事考えとったじゃろ?」
そう理子さんがそういうとカオリさんの頬はぽっと赤色になった。
『数さん』..かぁ。
翔君も知ってるみたいやったし..。
花「あの、その数さんって言う人どんな人なんですか?」
念の為二人に聞いた。
ウチが『数さん』の質問をすればカオリさんは相変わらず照れてる。
理子さんはカオリさんをよこめで見てん〜っと考え込んだ。
理「んー、数はのぉー、説明しにくいのぉ。」
花「え、説明しにくい人なんですか?」
こくんっとうなずく理子さん。
その反対にカオリさんは何かを考えていた。
花「カオリさん?どうかしたんですか。」
カ「あ!?は、花ちゃん..。コショコショ...。」
カオリさんに呼ばれて近くに行くと耳打ちをされた。
花「ええええええー!!???」
あまりの事に頭が..、いや体がついていけない..。
だって..。
ウチが、翔君とその数さんって人のアジトに行くことになったから。
あわわぁ///し、翔君にどんな顔で会えばいいんかなぁ..///
ウチがそんなこと考えている間に理子さんにも耳打ちしたみたい。
ウチをみてニヤニヤしている。
理「ほら、行ってきんさい。」
笑顔だけどニヤニヤが止まってない理子さんがそう言った。
花「あぁ〜、緊張する..。」
カ「花ちゃん..。がんばりんさい!」
カオリさんに応援してもらってるし頑張らなきゃ!
花「はいっ!」
理「じゃ、きーつけていきんさいよ。」
また理子さんに見送ってもらってカオリさんと家をでた。
花「もう外真っ暗ですね..。」
カ「そりゃ、7時じゃからのぉ。」
カオリさんはこんな真っ暗なのにふつう..。
なんか不思議な感覚..。
そんな事を思いながらまだ長い道のりを歩いた。
つづく..