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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都 (総ページ数: 23ページ)
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作者: 彩都 (総ページ数: 23ページ)
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*10*
運動会のリレーの時の奴だ。
友以外走って消えた。
友一人だけがその場に立ち続けていた。
「おや、友君は動いていないけどどうしてだい?何か勝算でも?」
ジョーカーが言う。
友は答える。
「ピエロ…いや、ジョーカーさん」
「ピエロと呼び捨てで良い、ジョーカーだと文字を多く使うからな、文字制限がゴニョゴニョ…」
敢えて最後は聞こえない様にするピエロ。
友は聞く。
「わかったよ、ピエロ…」
「それでよろしい」
ピエロは手を叩く。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「この第一競技の勝ち方は色々あるね?」
その台詞に少し固まるピエロ。
「、と言いますと?」
友は言う。
「もしも十の内、一つを炭にさせる、これで九個だ、さてどうするの?答えは簡単だ、・・・・・・・・・・・・・・・
丁度十人になる様にするんでしょ?」
その台詞を聞いて少しどころかとても驚く。
「………まぁ、残りの六人でジャンケンですかね………」
「成程」
そう言って友は顎に手を添える。
何やら思案している様だ。
………と沈黙と静寂がこちらに来た後、友は言う。
「この第一競技に余裕で勝つ方法を見つけたよ、さぁ、後は待つだけだ…」
「なっ!?何ですって!?」
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