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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都  (総ページ数: 23ページ)
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10~ 20~

*21*

友はバスの中で目覚める、外はまだ明るい、五時か六時を超えたあたりか。
「さっ友君、さっさと出るんだ」
そう言って出る。
そして母に出会う。
「あらおかえり…何あのケーキ…」
母が玄関に置いたケーキを見る。
するとピエロが解説する。
「いやーくじ引きでこの子が当てたんですよ、どうぞ、では私は時間なので」
そう言ってバスに乗るピエロ。
友にはとてもとても大きな冒険だと思った。
この出来事は一生忘れる事は無いだろう、そう思いながらバスを見送った…

良い話だった。
私はそう思いながら外に向かおうとしたが入り口のピエロが泣いていた。
「いやー大冒険でしたー流石私の物語ー」
よく見ると映画に出てきたあのピエロだった。
私があ…あ…としか言えなくなるとピエロはこんな事を言った。
「これは貴方と私の秘密ですよ☆ご静聴有難う御座いましたー!」

私は急いで映画館を出た。

「うーん…誰も言わなきゃ良いけど…」

ハロウィンの時に開催される『ハロウィン☆パーティ』、そこは優勝すると何でも願いが叶えられる…
運が良ければ貴方の所にも招待状が届くかも!?

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