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憑きもん!~こんな日常疲れます~【更新停止】
作者: むう  (総ページ数: 78ページ)
関連タグ: コメディ ラブコメ 妖怪幽霊 学園 未完結作品 現代ファンタジー 
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 [特別編:第8話]★トキマリ組×天敵組★

 猿田彦(霊化状態)「ふう、ふう。やっと次の部屋ついた。やべえ、脱出する前に俺様の気力がなくなりそうだ」
 由比「カッコよく編集してもらえて良かったねえ(ほわほわ)」
 禍津日神「貴様、熱が上がってきているのではないか? ふらふらしていて危なっかしい」

 由比「んー? だい、りょーぶ(ぐらっ)」
 猿田彦「っぶねえ! おい由比、おい由比。あとは俺がやる。お前はちょっと寝ろ」
 由比「へーきはよ。だってぇ、上手くいけばいとちゃんに会えるかもしれないんれしょー」

 猿田彦「そんな状態で行っても向こう大変だろ。ってことで体貸せ」
 由比「んぅー、猿ちゃん大丈夫だってば……うぉわっ、あ、意識が……なくなる………(スゥ)」

 由比(猿田彦)「よし、交代完了。うわ、頭すっげえ重い。こりゃ三十九度くらいあるんじゃねえか?」
 禍津日神「また貴様と二人か。チッ」
 由比「てめー少しは俺の宿主のことも案じろよ」

 ~と、向こう側から美祢とコマリがやってくる~

 美祢「はー、はぁー、何だアレ。マジ意味わかんねえ」
 コマリ「なんか変なロボットが襲って来たね!?」
 美祢「とりあえず近くにあったこのモップでバコーンやったけど。また来るかもしれねえな」

 コマリ「力技すぎるよトキ兄」
 美祢「アレ以外にどうしろっていうんだよ! 俺は小中高と帰宅部だったんですけど?」
 コマリ「ご、ごめん」

 禍津日神「何やら騒がしいな。ん? あれはこの小説の主人公ではないか?」
 由比「いい加減名前覚えようぜ」
 禍津日神「我はあの娘と、まだ本編で出会ってないからな。名前を言えと言われても無理な話だ」
 由比「……なんでこの小説はこうも曝け出(以下略)」

 コマリ「あ、トキ兄。あそこに人がいるよ!」
 美祢「本当だ。って。とんでもねえ面子と再会してしまったよ俺ら」
 コマリ「確かに。幽霊+神様+神様だもんね」
 美祢「ここにこいとが居れば、あいつの目的【完】で一件落着なのに……はぁ」

 コマリ「ど、どっちから声かける?(ガクガクブルブル)」
 美祢「いやお前が行けよ主人公だろ(ガクガク)」
 コマリ「その主人公がなんかあった時にサポートするのがボディーガードでしょ!」
 美祢「いかなる時でも笑顔とプライドを捨てないのが主人公だろ?」
 両者「(ぐぬぬぬぬぬぬ)」

 両者「さいしょーはグー。じゃーんけーん」
 コマリ「(パー)」
 美祢「(グー)」
 コマリ「ということでボディガードよろしくう!」
 美祢「なんでだああああああ」

 禍津日神「おい見ろ猿田彦。ピンク髪のチンピラ小僧が現れたぞ」
 美祢「あ、あのう。禍津日神さんです、よね(もみ手)」
 禍津日神「いかにも」
 美祢「よ、横の人は、その」
 由比「あー。猿田彦だ。こっちの体は由比若菜。よろしく」

 美祢「あ、よろしくお願いしますう」
 コマリ「(トキ兄って初対面だとあんな感じなんだ……)」
 

 アナウンス(正鷹)「はい再びこんにちは! 天の声のバンでーす。おおっとそっちも合流した感じ? ヤバいなこの展開」

 禍津日神「おい番正鷹! 貴様いい加減にしろ。SNОWで加工などしたことがないわッ」
 アナウンス(正鷹)「知ってるよ。あれは俺からのご褒美だ。楽しめたようで何よりじゃねえか」
 禍津日神「そうだった。此奴も煽りスキル高いんだった!」

 アナウンス(正鷹)「てことで折角両サイド出会ったわけだし、そっちにも共通お題を発表するぜ」
 コマリ「共通お題って何ですか?」

 アナウンス(正鷹)「二つのチームが合同になってクリアを目指すお題だ。秘密共有組と俺の兄妹が今まさにこれをやってる。まあ、あっちは体力勝負のお題だけどね」

 美祢「秘密共有組って……宇月とこいとか。うお、向こうは霊能力者三人か!」
 コマリ「人外3人がいいか能力者3人がいいかってことか。で、私たちは人外の方になったと」
 

 アナウンス(正鷹)「今回のお題はこれです! ばばん」

 [共通お題:回答一致するまで終われま10!]

 美祢・由比「急に大喜利みたいになったんだが」
 アナウンス(正鷹)「神様2人居るこの状況で意見がそろうことなどまずない。ってわけで、今からアナウンスでお題出すから、それに各自答えて行ってな。回答が一度でもそろえばクリアだ」

 コマリ「こっちは三人ともあんまり関りがないから難しいね」
 美祢「そうだな。勘で行くしかない。向こうは多分こちらに合わせないと思うから、俺たちが向こうに合わせるしかないぞ」
 コマリ「つまりヴィラン側の気持ちになって考えるってこと? できるかなあ」
 
 由比「いやだから悪役はこの禍津日神だけなんだってば」
 アナウンス(正鷹)「ということで終われま10ボタン、ぽち」

 ~第1問:憑きもんメンバーの中で一番人気があるのは誰?~

 一同「一番人気??」
 美祢「んなもん、集計取ってないからわかんねえだろうが」
 コマリ「んーでも、いとこ組が好きって声はよく聞くよね」

 由比「過去編が夏の大会と重なったことで、みんな結構読んでくれたから、案外俺ら幽霊組も人気かもしれない……」
 禍津日神「愚問だな。我が一位に決まっている。30スレにも渡って相手を煽ってやった(ドヤ)」
 美祢「うーん。正鷹さんは誰が人気だと思いますか?」

 アナウンス(正鷹)「俺も一応登場人物なわけで。あ、そうだ。そういう時にこの人よ。むうーっ」
 むう「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン。むうです。そうですねえ。この問題は要するに、私が一番気に入っているキャラを答えればいいのです」

 美祢「まあそうか。視点が多く書かれているキャラは認知されやすいもんな」
 由比「っ、それだと由比と俺がかわいそうだろおおおおおっ。俺ら数えるほどしか視点奪ってねえぞ!」
 コマリ「でも猿田彦様は、過去編で見せ場たくさんあったじゃん」
 美祢「長く本編に出てたのは、コマリと俺か」
 一同「う―――――――ーん」


 アナウンス(正鷹)「それでは回答どうぞっ」

 コマリ「私がナンバーワン!だって主人公ですから」
 美祢「なんだかんだ言って冷静な奴が勝つ。つまり俺だ」
 由比「頑張っているキャラや過去編が重いキャラは愛されやすい。俺は自分の功績を称えて由比に入れるぞ」
 禍津日神「ふん。我に決まっているだろう」

 アナウンス(正鷹)「第1問、無事失敗—————————!」
 むう「あかんコイツら自我が強い………」
 
 Next→秘密共有組×双子組vs討伐Gメンロボ(グレードアップver)
 次回もお楽しみに。
 皆さんは憑きもんキャラで誰が好きですか?
 良ければまたコメントしてね。ではでは。

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