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*13*
〜ミッション1パート4〜
現在、2台のロケットが帰還し、ゲーム終了時に与えられる賞金が20万円増加される事が確定している。さらにカツオ&しましま・ヲタク大王&当麻の2組が燃料タンクを運んでおり、残った燃料は3つとなった。果たしてボーナスの行方はどうなるのか…?
みさえ「やっと燃料タンクを見つけたわ〜。けど重いー。」
高級ブランドを買う資金を貯めるため真っ先にミッションに動いたみさえだったが、タンクの重さに参っていた。そこに偶然しんのすけが通りかかり、彼女に話しかける。
しんちゃん「母ちゃん何やってるの?」
みさえ「見て分かるでしょう?燃料を運んでいるのよ。あんたもじっと見てないで手伝ってよ。」
しんちゃん「えー?めんどくさーい。」
タンクをスムーズに運ぶ事が出来ず、みさえはしんのすけに手伝う様頼むが、めんどくさがりやの彼が素直に受け入れるはずはない。するとしんのすけは何か思いついた様子である言葉を言う。それはいつもしんのすけがいつもみさえに言う悪口だった。
しんちゃん「妖怪ケチケチオババ。」
彼女にとって禁句とも言える言葉に反応したみさえはマジギレする。
みさえ「何ですってー!」
しんちゃん「うわー!」
みさえ「お待ち!しんのすけー!」
悪口を言ったしんのすけを必死で追いかけるみさえだったが、これはしんのすけの作戦だった。なぜなら、みさえはキレると力が格段に上昇するため、先ほどまで運ぶのに苦労していた燃料タンクを軽々と持ち上げていた。こうしてしばらく追いかけっこをしている内にミッションのロケットが見えた。
しんちゃん「母ちゃん、あれ。」
みさえ「えっ…?」
2人は一度追いかけっこを中断し、本題に移る。
トラン星人「ワタシハツーディーエックスセイカラキタトランセイジンデス。ネンリョウギレデモトノホシニカエレナクナリマシタ。」
しんちゃん「それならオラと母ちゃんが持ってきてやったゾ。」
トラン星人「ホントウデスカ!?アリガトウ。アリガトウ。コレハホンノオレイデス。」
宇宙人は2人にダンボール箱を渡すと、元の星に帰っていった。
ロケット3台帰還 残り4台
みさえ「(しんのすけ…。もしかしたらわざと…。)しんちゃ…。」
帰ってゆく宇宙人を見送った時しんのすけの作戦に気づいたみさえは後ろを振り返るが、彼はすでにそこにはいなかった。当の本人は…。
しんちゃん「やれやれ。母ちゃんは相変わらず単純すぎだな。」
みさえには何も告げずに先を急いでいた。
さらに同時刻
当麻(ヲタク大王さんの)「作者、あれはミッションのロケットじゃないか?」
ヲタク大王「そうだな。行ってみよう。」
当麻が新たにロケットを発見し、ミッションクリアに動いていた。そこで出会ったのはREFLEC BEATのマスコットキャラに似た宇宙人。
パステル星人「ワタシハリフレクセイカラキタパステルセイジンデス。ネンリョウギレデモトノホシニカエレズ、コマッテイマス。」
当麻(ヲタク大王さんの)「燃料なら俺と作者が持ってきたぜ。」
パステル星人「ドウモアリガトウゴザイマス。コレデモトノホシニカエレマス。」
ヲタク大王「役に立ったみたいで嬉しいよ。」
パステル星人「コレハオレイデス。ソレデハワタシハコレデカエリマス。ホントウニアリガトウゴザイマシタ。」
ヲタク大王「気をつけてね〜。」
当麻とヲタク大王はミッションに貢献した逃走者と同じダンボール箱を受け取ると、帰っていく宇宙人を見送った。
ロケット4台帰還 残り3台
Troyhorse「まだ燃料タンクがあった。」
零「Troyさん、一緒に運びましょう。」
Troyhorse「はい。」
続々と宇宙人が元の星に帰還し、残りのロケットは3台となった。ボーナスの行方は一体どうなる…?
(続く)