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*91*
〜カーニバル〜
レストランでの食事を終えた参加者達は、外に出てカーニバルの会場に向かう。作者はまず、大通りに作者側の参加者を集めた後、ゲスト側の参加者を別の場所に移動させた。しばらく経つと、目の前にあるモニターに1人の少女が映し出される。その少女は・・・。
カニ子「レディースアンドジェントルメン!本日は皆さんお待ちかねスペースカーニバル!司会は私、カニ子が務めさせていただきます。最後まで楽しんで行ってくださいね。」
ミッション4でクリアするための鍵を握っていたカニ子だった。
カジカ「カニ子ちゃん!」
ハヤト「知ってるの?」
カジカ「ハンターの放出を止めるミッションで、この子がいないと止められなかったんだ。」
まる子「ところで作者さん達はどこに行ったんだろう。」
たまちゃん「さあ?」
参加者達が別の場所に移動したゲストキャラと作者の行方が気になる中、最初のプログラムが始まろうとしていた。
カニ子「まず最初のプログラムは、このコピアス運河に生息しているペガサス達のパレードです。皆さん、上空の星空にご注目ください。」
カニ子がそう言うと、上空に何10体にも及ぶペガサスの大群が飛び始めた。
リノン「馬に羽がはえているぞ。あれは何だ?」
エミ「あれはペガサスっていう、伝説上の生き物なんだけど、ここは何でもアリな世界だから伝説だろうが関係ないけどね。」
リノン「(かわいい・・・。)」
カツオ「あれ本物なの!?」
サザエさん「絵本でしか見れないはずなのに!」
まる子「本物のペガサスだって!すごいね!たまちゃん!」
たまちゃん「うん!」
部長「大介がいたらきっと大喜びするだろうな。」
パワプロ君「元の会社は同じなのにスケールが違うなー。」
リュート「(現実的な世界にいる人達はやっぱり興奮したくなるのかな?)」
魔法などといった非現実的な物が存在しない世界観であるちびまる子ちゃん・サザエさん・こち亀・パワプロのキャラ達は、実際には存在しないはずのペガサスが目の前にいる事に驚きを隠せなかった。最初の列のペガサスが飛び去った後、次のペガサスの列が飛び始める。
まりん「あれ?誰が乗ってない?」
矢部「ん?」
作者側のキャラ達は2列目のペガサスに注目する。そこにいたのは・・・。
私「やっほー。」
作者を先頭にゲスト側のキャラ達と、ゲストの作者達が乗っていたのだ。
ヲタク大王「おーい。」
つみき(Troyさんの)「はあー。伊織と一緒に乗れたらなー。」
Troyhorse「つみき、ねこ化してるよ。」
マリオ(セクトラルさんの)「人があんなに小さいや。」
しら「本物のペガサスに乗れるなんて。」
作者sideのキャラ全員「あー!作者さん達がいるー!」
歩「いいなー。本物のペガサスに乗れるなんてー。」
黒子(零さんの)「火神くん達とも一緒に乗りたかったですね。」
ルイージ(しらさんの)「今度はデイジー達と乗れたらな・・・。」
パレードの列は天の川まで来たところで一旦止まる。するとまたカニ子が、進行を始めた。
カニ子「皆さん、天の川にご注目ください。織姫のベガと彦星のアルタイルが、今まさに結ばれようとしています。ようやく巡り会えた2人に祝福の意を込めて拍手をお贈りください。」
たまちゃん「織姫と彦星だ!」
零「なかなか会う事が許されない2人が、出会う瞬間を目の前で見れるなんて!」
つみき(Troyさんの)「伊織ー!今すぐ私の彦星になってー!」
ペガサス「ヒヒーン!」
Troyhorse「つみき落ち着けー!ペガサスが死ぬぞー!」
天の川にて巡り会えた織姫と彦星は、地上にいる観客に向かって手を振る。彼らのサプライズが終わると、ペガサス達の列が再び動きだした。運河内を一周すると、ペガサス達はゆっくりと地面に着地した。
(続きます)