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逃走中〜銀河の星のスペースカーニバル〜(完)
作者: MAHOKO ◆lcN4ygzIuM  (総ページ数: 100ページ)
関連タグ: 逃走中 
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〜続き〜

1番の歌詞を歌い終えると、間奏が流れる。すると、観客達の拍手が徐々に大きくなって行くのを感じた。その瞬間、参加者はある事に気が付く。

エミ「そう言えば、マホコちゃんの姿が見当たらないね。」

矢部「言われてみれば、そうでやんすね。」

ドラえもん「どこに行ったのかなー?」

ステージの席に参加者を誘導させた直後から作者の姿が見えなくなっていた。観客達の拍手が最高潮に達した時、彼らは皆驚くべき光景を目にする。

私「ママが言った『エイリアンに 出会ったなら フレンドリースマイル』パパが言った『おなじ宇宙の 仲間同士 こう言えばいい 』♪」

一部の参加者「作者(マホコさん)だー!」

観客達の拍手と共に作者が2番の歌詞を歌いながらステージに現れた。参加者達は皆驚くが、曲が進むにつれて、周りの観客と共にサプライズを楽しんでいた。そして曲は終盤に差し掛かる。

私&カニ子「歌おう♪」

全員「みんな!」

私&カニ子「踊ろう♪」

全員「ほら!」

私&カニ子「楽しいカーニバル♪」

私「一緒にー!」

全員「歌おう!」

終盤の間奏が流れる間、作者はまた観客席に向かって声を上げる。

私「皆さん最後にもう一度ご一緒にー!」

全員「踊ろう!」

カニ子「どうもありがとー!」

(パチパチ)

零「あー、思いっきり叫んだ。」

部長「やはりこの空気には付いていけん。」

両津「部長だけですよ、何も言わないでぼーっと突っ立ってたのは。」

しましま「やっぱ部長さんには無理があるんじゃないかな。」

カニ子「以上でステージパフォーマンスは全て終了となりますが、今日は素敵なゲストの方が来ておりますので、最後の締めを担当してもらいましょう。どうぞー。」

最高の形でステージパフォーマンスに幕を降ろす最後のパフォーマーの正体は・・・。

マリオ(りゅーとさんの)「どうもー!コードネームRAZOKUでーす。今日我々はこれから皆さんに裸族の心得えを伝授しに来ました。まず、その第一歩が尻こんにゃく!用意するものはこんにゃく一枚あればすぐに出来ます!」

パワプロ君「あれ?マリオならここにいるよ?じゃあ、あっちにいる2人のマリオは一体・・・?」

零「えっ・・・?何でうちのマリオがいるの?」

裸族と言う言葉を聞いて作者と一部のゲストは寒気を感じた。彼らのする事はほとんどロクな事がないと知っている彼女は観客達に警告する。

私「皆さん!目をつぶってください!彼らのする事は決して見てはいけません!」

マリオ(零さんの)「私達の神聖な時間を邪魔しないでもらえるかな?」

私「・・・!」

(バタン)

零のマリオの攻撃を受けた作者は気絶してしまった。

零「あいつ!マホコさんに何て事を!」

ワリオ(りゅーとさんの)「では改めて、温めたこんにゃくや糸こんにゃくや玉こんにゃくでアレンジするのもよし!さあ、自分の部屋や他人の部屋や威勢の部屋やお友達の部屋で、お尻を出してこんにゃくで尻を叩こう!」

ガノン「さあ!今日から君もこんにゃくしり叩きプレイを始めよう!これで俺達裸族の仲間入りだぞ♪皆さんもご一緒に!」

異世界の裸族達は、一発芸の1つである尻こんにゃくを披露していた。肝心の作者は零のマリオの攻撃のせいで気絶しており、彼らを静止させる事が出来ない。あまりのシュールすぎる光景に会場内はパニックに陥ってしまう。

宇宙人「・・・?」

リノン「一体何が起こっているのだ?」

エミ「リノンちゃんは見ちゃだめー!」

みさえ「しんちゃん!ママがいいって言うまで絶対に目を開けちゃだめよ!」

しんちゃん「どうして? 」

みさえ「いいから何があっても絶対に開けちゃだめ!」

サザエ「カツオちょっと後ろ向いてて。」

カツオ「急にどうしたのさ、姉さん。」

ドラえもん「のび太くん!メガネ外して!」

のび太「何にも見えないよー?」

ヲタク大王「まる子ちゃんとたまちゃんも早く目をつぶって!」

たまちゃん「一体どうしたのかな?」

まる子「よくわかんない。」

尻こんにゃくに続いてケツタンバリンだの股間チャンバラだの小さい子供には決して見せられない芸(?)の連続に、ステージ周辺は大混乱していた。

パワプロ君「ギャー!」

矢部「やんすー!」

両津「一体何なんだよあいつらはー!」

当麻(ヲタク大王さんの)「嫌なトラウマが蘇る・・・。」

ヲタク大王・零「・・・。」

セクトラル「あのーこれは一体?」

しましま「銀時ー!しっかりしろー!」

つみき(Troyさんの)「(目を回して気絶)」

Troyhorse「つみきー!」

クリスタル「(意識が飛んでいる)」

フォックス「クリスタルー!」

カニ子「なっ・・・何なの・・・?これ・・・?」

これまでに無かった事態にカニ子は膝から一気に崩れ落ちた。

裸族全員「さあ!お嬢さんも我々と一緒に新しい扉を開こうではないかー!」

カニ子「いっ・・・いや・・・。」

今のカニ子にとって裸族はただの恐怖にしか見えなかった。彼らは恐怖の眼差しでカニ子に近づく。すると・・・。

裸族「ぶへえ!」

突然何者かの奇襲を受け、裸族は気絶する。その訳は・・・。

私「もう、いい加減にして。」

意識が戻った作者が愛用しているデュエルディスクの角で裸族の頭を殴ったからだ。

しら「マホコさん、意識が戻ったんですね。」

私「何とかね。それより、白けた場の雰囲気を何とかしないと・・・。」

辺りを見渡すと、裸族の暴走の影響でステージ周辺は沈黙に包まれていた。そこで作者はある行動を起こす事を考えた。

私「皆さん、この場の盛り上げを取り返すのに協力してください。」

ゲスト作者「えっ?」

作者がとった行動とは・・・?

(続きます)

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