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素直になれなくて
作者: 冠座士  (総ページ数: 15ページ)
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10~

*13*


 = ば~ん が~い へ~ん =

                の続き



バスケの試合が始まった。
開始とともに、ヒロシがボールを取った。
ヒカルにパスを出してヒカルがシュートをした。

「「キャァー!!」」

ヒカルが綺麗にシュートをきめると
それを見ていた女子たちが叫んだ。

「すっごい、歓声だな」

シュンがリクの隣で話しかけた。

「うん。すごいね」

「まぁ、俺はリクの方が好きだけどね」

「へぇ?」

「ww何でもない」


残り時間3分くらいになったとき、事件が起きた。


「ヒカル、止めるからな」

リクはヒカルの前に立った。

「リクには、無理だよ?」

そう言ってリクをかわしたヒカルだったが
リクが変な方向に足を動かしたため
2人して転倒した。
 (もちろん、リクが下ですよ//)

「リク、大丈夫?」

「あぁ、うん・・・っ!」

リクが顔をあげたらヒカルの顔が目の前にあった。

「リク?顔が赤いけど平気ww」

「大丈夫だから、どいてください…」

「なんで敬語なの?」

「あっ、まちが、え、だから」恥ずかしくなるリク

「そっか、次から気を付けてね?

              リク」

耳元で囁きかけられて、一瞬動きが止まった。
その一瞬でヒカルはキスをしてきて、
赤かった顔は、真っ赤になった。

「バイバイ、リク」

ヒカルはどこかへ行ってしまった。


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