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*12*
首など突っ込む必要性は無かった。
立ち入ったが最後、途端に高校生活のほとんどを費やしてまで築き上げた関係性は崩壊してしまう。
ではなぜ俺は、せっかく手に入れたはずの唯一の仲間たちとのつながりを断ち切ってまで。
そこまで一人の「同志」に加担するのだろうか?
自分でもわからないが、それはいじめらっれ子同士しかわかることの出来ない神の領域だ、傍観者へと進化してしまった俺が言えた口ではないが、確かにそうなのである、なぜなら。
昔の俺がそうであったから。
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