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【銀魂】 曇天に咲き誇る花
作者: シルバー  (総ページ数: 20ページ)
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10~

*6*

第3訓 人殺しって意外に見つけやすかったりする ☆後半☆
「銀ちゃん真選組がいるネ。」
「テメーラこころして見つけろよ。」
「はい!」
「旦那。チャイナ、メガネ君。どうしているんでさぁー。」
「てめぇーこそどうしているんだよぉ。」
「なんだとチャイナ。てめーとは、今ここで決着をつけていいんだよ。」
「んだとこらぁ。やんのかこのドS野郎。」
   ドコドコバン
「町の中で暴れないい!!」
「いてぇー。何しやすか旦那ぁ。」
「まあまあ。何かあったんですか?」
「なんだてめぇらか?」
「多串君とは話してねぇんだよ。」
「銀さん。喧嘩ふっかけんの止めてください。すいません。土方さん。」
「今江戸に超危険人物が来てんだよ。そいつを捕まえて来いと上がな。」
「高杉一派も探してるらしいでさぁ。」
「高杉が!!」
「まあな、祭りのとき検問やってるからテメーラ、邪魔したらしょっぴくからな」
「「やってみやがれ!!」
「もうやだ。」
そんな会話をしているときおれたちは確かに見た。服は血まみれで型を負傷しているのか?
腰には刀を差し茶髪で歩いている少女を。その右手には包帯が巻いてあり、さらさらと包帯の端くれが揺れていた。
みなしゃべるのをやめ、重い沈黙がおとづれた。
そしてさいしょにしゃべったのは・・・
「なんだったんだ、あの女。」

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