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銀魂〜始まりは突然に〜完結しました(むりやり)
作者: 栗おこわ  (総ページ数: 10ページ)
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*4*

第五訓 バンソーコーはむやみやたらと使ってはいけません

「すみませんねー」
そう言いながら、眼鏡クンが僕の顔にバンソーコーを張った
「だって新八が、変質者ばかり言うからヨ」
「いえ、もういいですよ」
手をぶんぶん横に振る
「そーいう事にもいきませんよ。まあ、上がって下さい」
「汚いけど。片付けるなら上がってもいいアルよ」
「おかしいだろ」
「アハハ…」

「あ、僕は志村新八です」 「私は神楽アル」
「僕は、東野修介です」
「修介くん…修くんでいい?」
「はい。ところで、あのー…」
「何?」
聞きにくいことだったが、思いきって聞いてみた
「ど、同棲中で?」
「!?」 「!?」
「ち、違いますよ!あと一人いて…。今はいないんだけど、いるから!!!」
「は、はあ…」
もしかして、そのもう一人が…?
「新八くん。その人って」
「ああ、さっき話した人」
「侍と言っていいのか分からない?」
「そうそう」
新八くんは、さっきと同じ様に苦笑いした
「今、ジャンプ買いに行ってるみたいネ」
「ジャンプ…」
「家賃貯めてますしねー。給料も払わないし」
「家賃…給料未払い…」
それって…
「ダメ人間じゃないか!」

つづく

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