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銀魂〜始まりは突然に〜完結しました(むりやり)
作者: 栗おこわ  (総ページ数: 10ページ)
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*5*

第六訓  根はいいやつって結構な悪口

「その、名前は」
「坂田銀時」
「ふうん…」
手帳を見てみても、各当する人物はいなかった
「でもまあ、根はいいやつアルよ」
「そうですか」

がららららっ
「あ、帰ってきたみたいですね」
「本当!?」
「銀さーん。お客さん来てますよ」
「ああ?客?」
「銀ちゃんが侍だとかダメ人間とか言ってるヨ」
「あ、いや!」
「ふうーーーん」
「あ、いえ… あ!」
その人は…僕が始めの方でぶつかった人…
「あ、お前。さっきぶつかった」
「あ、スミマセンあの時は」
「あれ、知り合いアルか」
「ちょっとな」
銀さんは、神楽さんの方を向いて笑った

「で?用件は」
「あ、はい。仕事じゃないんですけど」
そのとき銀さんが「チッ」と小声で言ったのを僕は聞き逃さなかった
「近藤さんから、えっと…あのですね」
「あー、もう早くしてくんない」
「あ、はいはい。僕「侍」を探しに江戸に来て・・・・・・」

「あーっつまり、その侍が俺だ、と」
「はい!」
「ふーーーーーん」
「はい!」
「で?」
「へ?」
「会えたけど。それで?」
「…」
「そういえば、会ってどうするんですか?」
「…」
・・・・・考えてなかったんだなあ byみつを(笑
「えーっと、出てって」
「ちょちょちょ、待ってください!」
えーっと、えーっと
「弟子にしてください!」

                    つづく

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