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作者: 栗おこわ (総ページ数: 10ページ)
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*9*
第十話 ザ、漫才の、「ザ」って何?
銀「えー、いきなりですが、今回をもちまして最終回とさせていただきます」
新「…」
神「マジでか」
修「は?」
新「ほんと?」
銀「終わる終わる詐欺は、ここではしませーん」
新「え…それはそれで、どうすんですか」
神「そうアル!修が、立派な侍になるまでやるはずヨ!」
銀「無理だろ。新八を見ろ」
神「・・・・・そうアルな。何兆話になるアル」
新「何十年かかってるんだよ。どんだけなれないと見越してるんだよ」
修「え、マジなの?」
銀「マジだっつてんだろーが。しつけーよ」
修「…」
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第十一訓 っつーことで最終話
「銀さん!」
「なんだ、眼鏡のための、眼鏡による、眼鏡たちへ送る眼鏡」
「長い!そしてイラつく!」
いつものように変わりない、やりとり。もう、十年目である…
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新「おいィィィ!何だ、十年目って!」
銀「十年」
新「それは知ってる!何!?十年も侍になれないの?」
神「んな簡単になれねえヨ。お前も銀魂十周年だけど、今だなってねーだろーが!」
新「痛いところを突くね…」
神「? そんなとこ、突いてないアル」
新「ちがう!下ネタぶっこんでこないで!」
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ずっと銀さんを見てきて、分かったことがある
まず、「いつもはダメでも、いざとなったら、絶対に折れない」
次に「仲間を大切にする」
最後に「自分の道は貫き通す」。だ。
近藤さんの言っていた意味が、分かった気がする。
男でも惚れるんだ。その生き様に。
僕は、「侍」を探すために江戸へやって来た。でも、それは違うんだ、ということに最近気づいた。
僕は、「僕」が認められなかったんだと思う
強くもなくて、意思もはっきりしない、まるでダメな僕、「マダボ」(←え?)だったんだ。
それで、自分のなるべき姿を、見つけたかったんだろう。
うん、そう思う。
あ、十年っていうのは嘘だよ!?
「おい、修介!行くぞ!」
「早くするヨ!」
「早く早く!」
「あ、はあい!」
まだまだ、見つけられるものは、あると思う。だからこれからも、ずっと、ここに居たい…
銀「BL?」
新「黙れ」
〜END〜
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作者より
・・・・・うわあ。ぐだぐだですな。
ああ、やだやだ!(←お前が書いたんだよ)
書いてある通り、終わりがないと思いまして…(焦
次回作は、ライト、コメディのほうに…しようかな?と思います
ぐだぐだで、すんません!