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*19*
.光の心.
サーヤとレイヤは、それぞれ剣を突き刺していた。
サーヤは、翔と翼を。
レイヤは、志穂と徹平を。
「いやぁーーーーーーーーーーーー」
「「「うわぁーーーーーーーーーーーー」」」
志穂・徹平・翔・翼の瞳に宿っていた赤い光は、だんだん弱くなってきてーーー
ーー消え去った。
「あーあ、5人、元に戻されちゃった・・・」
「ユウヤ、このゲームは、僕の勝ちだ」
「レイヤ、油断は、禁物、だよ」
「レイヤくん、鳴神さん!!」
「ああ」
「光よ、闇に飲ま・・・ーーーー」
「レイヤくん!?どうしたの?」
レイヤの頭の中にある言葉が響いていた。
「「「「・・・う・・・うぅ・・・」」」」
志穂・徹平・翔・翼が目を覚ましたが、サーヤもレイヤも気づかない。
「「「レイヤ!!」」」
「レイヤくん!!」
サーヤは、この言葉で気づいたが、レイヤは、きづかない。
レイヤの頭の中である言葉がこだましていた。
「「レイヤ、一緒にいような」」
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