完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル  〜光と闇のはざま〜
作者: 鈴華 ◆/TjNqr.tYA  (総ページ数: 27ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル マテマテ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~

*19*


.光の心.

サーヤとレイヤは、それぞれ剣を突き刺していた。
サーヤは、翔と翼を。
レイヤは、志穂と徹平を。

「いやぁーーーーーーーーーーーー」
「「「うわぁーーーーーーーーーーーー」」」
志穂・徹平・翔・翼の瞳に宿っていた赤い光は、だんだん弱くなってきてーーー

ーー消え去った。

「あーあ、5人、元に戻されちゃった・・・」
「ユウヤ、このゲームは、僕の勝ちだ」
「レイヤ、油断は、禁物、だよ」
「レイヤくん、鳴神さん!!」
「ああ」

「光よ、闇に飲ま・・・ーーーー」

「レイヤくん!?どうしたの?」
レイヤの頭の中にある言葉が響いていた。

「「「「・・・う・・・うぅ・・・」」」」
志穂・徹平・翔・翼が目を覚ましたが、サーヤもレイヤも気づかない。

「「「レイヤ!!」」」
「レイヤくん!!」

サーヤは、この言葉で気づいたが、レイヤは、きづかない。

レイヤの頭の中である言葉がこだましていた。

「「レイヤ、一緒にいような」」



18 < 19 > 20