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*10*
.大切な君と仲間たちへ. レイヤside
「ーーーー・・・第2ゲーム・・・・・・開始だ」
ユウヤが宣言すると、レイヤは、閉じ込められた。
「なっ!?・・・ユウヤ、お前・・・・・・」
<レーイーヤー、しつこいよ〜〜。少しは、あきらめたら?>
ユウヤの声が、頭の中で響く。
(・・・うるさい)
<レイヤ〜、うるさいって、ひどくない?>
(・・・・・・)
<お〜〜い?>
「・・・聞こえてる」
<だったら、返事、してくれない?>
「イヤだ」
<即答かよっ!!>
「・・・悪いか?」
<まぁ、いいや。レイヤ、第3ゲームの説明をする・・・ーーーーー>
「・・・本当か?」
<それは、自分の目で確かめるんだ。そこにある剣を光に変え、闇を阻止するんだな>
そこで、ユウヤとの通信が途切れる。
「光よ、闇を払うまばゆき輝きとなれ」
レイヤは、短剣を光の剣に変える準備をする。
「光よ、闇を断つ剣となれ」
短剣は、光の剣と化した。
(・・・僕は、大切な、君と・・・仲間のために戦う!!)
壁が砕け散った。
ーー殺し合いの始まりだ。
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