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リンゴはうさぎさんに《終・栗のあとがき》
作者: 栗おこわ  (総ページ数: 19ページ)
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10~

*13*

なんと!
紗倉 悠里さんが、百合架を描いてくれました☆
URLからどーぞ!

↓本編
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第9生 女神

<いくあてもなく彷徨ってるそこの森田さん!>
「!?」
頭に直接伝わってくるその言葉どうり、私は確かにぶらぶらしていた
「も、もしかして、女神様?」
と、尋ねると…
<ぴんぽーん♪森田さん、せいかーーい!>
陽気な声が返って来た
「一体どうやって…」
<私は女神(?)よ?このくらいできて当然>
「そ、そうなんですか…それで、一体何のようですか?」
<そろそろ時間だけど、いいの?>
「え…」
女神様の言った言葉は、優しい口調だったけど、私の心に突き刺さった。
私が次の言葉を捜していると、
<もう還るなら、還れるけど…>
と、女神様
「ああ…うう…」
<どーします?>
「わ、私…」

「もう一回、家に行ってみます…」

<そう。じゃあ、時間、忘れないでね!>
「え、あ、はあ…」
私は、私なりに結構答えを探して、やっと出たもの「まだ居たい」を否定されるのではないかと恐れていた部分があるらしく、どこか安心していた

「い、行ってきます…」

リミットまで、あと1時間。

           つづく

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