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*41*
「ところでツカサ、さっき、青い目でどんな奴をみたんだ?」
「それ聞くのか?」
「気になっちゃって・・・」
ユウヤの言葉にツカサはため息をつく。
「ルークさんの過去だ。」
「団長の過去?」
ユウヤが首をかしげる。
「ああ、他の地方のレンジャーをやっていたが、実力、信頼感共に本部から高かった。ルカの上司だった。見えたのは、ルークはレンジャーに入るとき、イワークと一緒にいたところだ。その後はめきめきと才能を発揮する。ルカの上司二もなって幸せだった。」
「その後は?」
「それがその後は真っ暗で何も。」
ツカサが首を振った。やはりあの後は何も見えなかったのだろうと思う。ユウヤはしんどいことではないことにホッとした。
「でも団長の過去かぁ。」
「聞きたい部分が少しある。今度聞いてみようと思うんだけど・・・。」
「そのときの能力の対応は?」
「お前に頼ってもらっていいか?」
ツカサがユウヤにこう聞くとユウヤは胸を張って、
「任せておけ!」
ニッと笑ってこういった。
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