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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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「おーいもうそろそろお昼にするぞー!」
マカタがみんなを呼ぶ。
その声にアズル、エテル、ミラ、ルーク、レイが来た。
「おい、ユウヤとツカサ、それとゆずきはどうした?」
「さっきから見当たらないんだけど。」
「同じく。」
「そうか。仕方ない。誰かキャプチャースタイラーを持っているやつはいるか?」
マカタがみんなにこう聞くが誰も返事がない。
「もしかしてみんな忘れているのか?」
「俺、持っているよ。」
「僕も。」
「ワイもちゃんと持ってんで!」
「レイとエテル…そしてルークだけか。」
マカタがため息をついてこういった。
「じゃあそれを使って二人に連絡しろ。もしつながれば、要件を言ってくれればいい。」
「OK」
「じゃあワイがかけたるわ。」
ルークがキャプチャースタイラーにツカサとユウヤの連絡を入れる。
「とりあえずツカサのほうに入れたで。」
「じゃああとは待つだけだね。」
「…ひどい目にあってなきゃいいけど。」
「え!?」
アズルの言葉に全員が驚いていた。



その頃ユウヤとツカサ、ゆずきはというと。
「うっ…。」
ツカサが気が付くとそこにはユウヤとゆずきの姿があった。
「大丈夫か?」
「こ、ここは…?」
『どうやら洞窟の中みたいです。』
ツカサが少し起き上がり様子を見る。どうやら地上のようだ。それを見てボンベを外す。
『何とか陸地でよかったですね。』
「ああ、どうやら渦がそこに連れて行ったんだろうな。」
「とにかく出口を探してみんなと合流しないと!」
「ああ、でもおじさんは?」
「あ…そういえば。」
『探しながらのほうがいいかもしれませんね。』
「ああ、そのほうがいいかもな。」
ツカサがこういったその時キャプチャースタイラーから電話が鳴る。
「ルークからみたいだな。」
「ああ、出て見るか…。」
ツカサが通信のボタンを押す。その途端…。
『ちょいお前ら〜!どこにいっとんねん!マカタたちが探しとんぞ!』
思いっきり怒られた。

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