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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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「やはり油断があるところは変わらないってところか。」
青い目の能力を使ってルークの過去を見ていたツカサは、ルカのバトルの仕方がわかっていた。
「なぜ私のことがわかる?」
ルカがこう聞く。
「なぜって…ルークさんの過去を見ちまったからさ。青い目で。」
「何?」
「俺の青い目には推理能力という力がある。おれはこの能力は嫌っているけど…その能力は真実を導くカギとなることがある。だからさ。」
こんなにきちんと語っているユウヤはもうツカサが青い目を嫌っていないと悟った。
「まぁこの能力は大嫌いな能力だけどな!」
ツカサの言葉にユウヤは「ズサーーー!」とこける。
「ん?ユウヤどうかしたか?」
「ちょっと…もう俺が止めなくても大丈夫かと思ったのに〜。」
「バーカ!んなわけねーだろ!つーかとめねーと俺、現実に戻らねー時もあるし!」
『たまにありますね』
「いやたびたびだと思うけど…。」
ツカサが起こってゆずきは笑いユウヤは少しあきれる。
「まぁいい。まだ体力はあるしハガネールも大丈夫だ。」
ルカはまだ余裕の表情だ。
「肝心のエレキブルは出さないってところか。」
ツカサは少しあきれたような表情をする。
「油断しているとそっちもピンチに陥るぞ!」
「ふーん陥りたかったらやってみれば?」
「じゃあ遠慮なくやらせてもらう!ハガネール、かみくだく!」
「ペンドラー、よけてハードローラ!」
ツカサとペンドラーの息はとてもあっている。しかしルカとハガネールの息は少しずれている。これは洗脳されている証拠だというのだろうか。
「やっぱりおかしいな。本来なら息もぴったりなはずなのに。」
「ルカと持っているポケモンが?」
ユウヤがツカサにこう聞いた。
「ああ。青い目で見たときは息がちゃんとあっていたはずな…ん?こ、これは…!」
ツカサの青い目が光る。そこの瞳からルカの過去が映し出された。

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