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【完結】夏休みの日記 ―ぼくとおかし星人―
作者: 夏村 ◆P/v/Uhogdo  (総ページ数: 35ページ)
関連タグ: 夏休み 日記 
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10~ 20~ 30~

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8月10日


今日は、マーくんと、おかし星人を見にいきました。

ふたりで、おかしをたくさんもっていきました。
いざという時のために、おかし星人に、なげるためです。

マーくんは、せんべいと、アメと、おまんじゅうをもっていきました
ぼくは、チョコと、ポテチと、水ようかんをもっていきました。

おかし星人は、外にいました。

マーくんは、ずっとおかし星人を見ていました。
ぼくは、もうあきたので、つりに行きたいなあと思いました。

つりに行こうと言ったら、マーくんはまだ見たいと言いました。
ぼくは、すごくあきたので、ひとりでつりに行こうと思いました。

そしたら、石をふんで、思いきりころびました。
ころんでしまったので、おかし星人に見つかりました。

マーくんは、せんべいを一まい、なげました。
せんべいは草のうえにおちて、おかし星人がひろいました。

にげようと思ったけど、あわてて、またころびました。
もう、ぜったいぜつめいだと思いました。

だけど、おかし星人は、おそってきませんでした。
おかし星人は、せんべいを三つにわりました。
それから、ひとつを自分で食べて、のこりを、ぼくとマーくんにわけました。

ぼくは、ドキドキしながらせんべいをたべました。
マーくんも、せんべいをたべました。
草のうえにおちたので、どろはついていませんでした。

それから、のこりのおかしを、ぼくとマーくんとおかし星人で食べました。

それから、ぼくは、水ようかんがあまり好きじゃないので
おかし星人とマーくんに、ぜんぶあげました。

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