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*2*
それでは、かきます!
第一話 〜十三段目の階段〜
…Y中学校の4階から5階に上がる階段は深夜2時頃になると、十二段から十三段になっているらしい…
Y中学校の七不思議を一つでも確かめてしまったら、七不思議を全て見つけるまで学校から出られないという…
<小村視点>
PM6:00 私は学校から一人で帰っている。いつもは、利歩と帰っているけど、いくらたっても利歩が来なかった…仕方がないので私は一人でアジトに帰った。
アン「ただいまぁ〜。」
キド「おう、ずいぶんと遅かったな。…ん?大塚は一緒じゃないのか?」
アン「…え?」
思わず聞き返してしまった。
アン「利歩…帰ってきてないの…?」
カノ「そーだよ!二人共全然帰って来ないから、心配してたんだよー?…ホントに一緒じゃないの?」
アン「わ…私は、利歩が待ち合わせ場所に全然来ないから…どうしよう…私のせいだ…!」
キド「おい小村!落ち着け!」
…そーだよ。小学校の時からずっと一緒に帰っていた。そのとき利歩は絶対に私を置いていったりなんかしなかった…なのに私は…どうして…?
アン「利歩っ…!」
アジトを飛び出そうとした私を誰かが引っ張った。
アン「!…離してっ!」
振り替えると、シンタローがいた。
シン「少し落ち着けバカッ!今飛び出して何ができるんだ!」
アン「…だから利歩をっ!」
シン「今のお前だけじゃなんにも出来ないぞ?…みんなで大塚を助けにいこう。…な?」
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