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*4*
大塚side
「うう…寒!」
9月というのにこの寒さはキツい。
時計を見ると、PM6:30を指していた。
「いっけない!杏、もう帰っちゃったかな?」
私は急いで階段を降りているときに、ふと七不思議の事を考えた。
「試してみても…いいよ…ね?」
私は階段を数えていった…
「11…12…あれ?13段目?」
おお!やっぱあの噂ホントだったー!
「ふーん…ん?私何か忘れてる気がする…けど、なんだっけ?…まあ、いっか。」
私は帰る事にした。
…が
「え!?嘘、なんで?なんでもう門が閉まってんの?職員室にも誰も居ないし…ああもう!どうなってんのー?」
私がどうにかして門を開けようとしていたら、
『お姉ちゃん…一緒に遊ぼ?』
私は思い出した。七不思議を一つでも確かめたら、七つとも見つけなければならないことを…
「…え?」
私の意識が遠くなっていくのがわかった…
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