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【カゲプロ】Y中学校の七不思議
作者: R.T  (総ページ数: 14ページ)
関連タグ: カゲプロ 七不思議 
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10~

*6*

カノside

夜の学校って意外と暗いんだなぁ。
そういえば、キド。大丈夫かな?

カノ「ねえキドー?大丈夫…?」

振り向くとキドが居なかった。

カノ「え!?キド?どこ行っt…」

キドは僕の背中にくっついていた。

カノ「えええ!?ちょ、キド大丈夫なの「う、うるさい!」え。」

キド「少しだけこうさせてくれ…」

モモ「カノさんモテモテですねー。」

マリ「ねえセト?私も怖くなったら抱きついていい?」

セト「もちろんっすよ!」

こんなやり取りをしていると、階段が見えてきた。

カノ「ねえ、杏ちゃん。階段って何処でもいいのかな?」

アン「あ、うん。多分いいと思う。」

カノ「じゃあ僕行ってくるね〜♪」

キド「あ、カノ!待ってくれ!俺も行く!」

結局、僕とキドの二人で行くことになった。

カノ「じゃあいくよー?いーち、にーい、さーん、よーん…」

〜数分後〜
カノ「じゅーうにー、じゅーうさーん。…て、あれ?ホントだ!十三段あったよ〜!」

セト「あ、大塚さんもここに来たっぽいですね。」

エネ『何でですか?』

ヒビ「ほら、利歩姉のハンカチ。そこに落ちてた。」

コノ「…?あ、利歩ちゃんだ。誰かと遊んでる?何でグラウンドで?」

アン「!?もしかして…」

あーあ、杏ちゃん走り出しちゃった。どうしよう。キド、腰抜けちゃって立てそうにもないし。あ、そうだ。コノハにお願いしよう!

カノ「おーいコノh…」

振り向くと誰も居なかった。…仕方ない。

キド「わっ!おいカノ?なにしてる…!」

カノ「えーだってもうみんな行っちゃったから、キド走れないでしょ?じゃあ、僕が担ぐしかないんだよ。」

キド「悪い…」

そうして僕は、背中にキドを乗せてグラウンドへ向かった。

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