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*7*
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利歩side
利(あれ…私、何してるんだろ?)
朦朧(もうろう)とする意識の中、必死に状況を整理していると、足元にボールが転がってきた。
「お姉ちゃん取って〜!」
その声を聞いた途端、今までの全ての記憶が蘇ってきた。
利「あ…やだ…来ないで…!」
杏「利歩ー!」
男の子の視線が私から後ろに動いた。
男の子「…お姉ちゃん達、誰?」
コノ「君は誰なの?」
男の子「僕?僕は…!嫌だ!怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」
男の子はそういいながら何処かへ走っていってしまった。
シン「ぎゃぁあああ!ゆ、幽霊ー!」
モモ「お兄ちゃん煩い。」
ああ、良かった。やっと地獄から抜け出せた。けど、あの子の過去が一瞬見えたような…?
利「みんな、ありがとう!」
杏「本当に心配したぁっ!」
セト「無事で良かったっすよ!」
利「…さっき私、あの男の子の過去が見えた気がするの。」
キド「本当か!?じゃあ次会った時に試してみよう。」
杏「じゃあみんなで、七不思議を探しに行こう!」
第二話 完
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