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【カゲプロ】Y中学校の七不思議
作者: R.T  (総ページ数: 14ページ)
関連タグ: カゲプロ 七不思議 
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10~

*8*

第三話〜体育館の音〜

キドside

俺たちはグラウンドから一番近い体育館に行くことにした。

カノ「キド、もう大丈夫?歩ける?」

キド「ああ、もう大丈夫だ。すまなかったな。」

カノ「また歩けなくなったらいつでも言ってね♪」

キド「も、もう大丈夫だって!」

体育館が見えてくると、ボールのつく音が聞こえてきた。

カノ「よし、じゃあ開けるよ?皆いい?」

シンタローと俺は震えながら扉に近づいた。

カノ「せーのっ!誰か居ますかー!」

カノが勢いよく扉を開けると、体育館の真ん中でさっきの男の子がボールをついていた。

利「あ、居た!能力…出てきた!」

キド「その調子だ!頑張れ大塚!」

利「…家、鍵、母親不在…ああ!切れちゃった。」

杏「鍵…あ!わかった。」

セト「小村さん?!危ないっすよ!」

杏「大丈夫。私に考えがあるから。」

小村は男の子に近づき、話をし始めた。…しばらく経つと、男の子は「ありがとう」といい、去っていった。

キド「小村?何をしたんだ?」

杏「ん?ああ、あの子家の鍵無くしちゃったんだって。それで母親が帰ってくるまで学校で遊んでることにしたらしいよ。だから、警察に行っておいでっていう話をしたんだ。」

セト「すごいっすね小村さん!」

杏「え!?いや、別にそんな大したこともしてないし…」

カノ「次どこいく?」

利「じゃあ中庭行かない?」

キド「よし、じゃあ行くか。」

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