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＊紹介文／目次＊

たくさん掛け持ちしています。おかげで、更新が遅くなることがあります。
ご了承ください。
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1・コート

日向莉緒(ひなたりお)

朝から、さんさんと光が降り注ぐ夏の朝。

莉緒は、学校へ向かう。

教室に入ると、親友の未彩弥(ミサミ)が話しかけてきた。

「リオ、コートの怖い話知ってる？」

「何それ」

「電信柱にね、コートがかかる話・・・聞く？」

「うん・・・」

「いつかは決まってないんだけど、コートがかかる日があるの。コートは2種類あって赤なら、死ぬ。白なら幸せになる」

「ふーん。」

ーーーー帰り

帰りの会が終わって、リオは学校を出た。

いつも通り、まっすぐ歩く。

「あっ・・・」

電信柱に白いコートがかかっていた。(やった！)

その時、バシャ！

赤いペンキが、コートにかかった。

ちょうど、隣で看板の色ぬり作業が行われていた。

「ああああああ！」

リオは、慌てて走り出した。

プゥー

ハッとして前を見ると、大きな塊が迫ってきていた。

「トラック！」

逃げようとした時、転んでしまった。

「あっ・・・」

グシュリ・・・

嫌な音がして、目の前が真っ暗になった。

道路には、赤い血が広がっていた。

・・・・・いかがでした？怖かったですか？怖くないですか？
これからも、よろしくお願いします。

10～

＊2＊

3・海の家

柊 美鈴 (ひいらぎみれい)中学生

夏が来た。近くの海へ、仲良し5人組で向かう。

運転は、真夏の父がしてくれた。

海に着くと、5時間後に迎えに来ると言って帰って行った。

「海に来たら、海の家だよね！」

真夏は、海の家へ入って行った。キョーミのない4人は、海に入った。

バシャバシャと海ではしゃいだ。ん・・・真夏が帰ってこない。

「きっと、焼きそばでも食ってんだよ」

一人がそう言うと、他の2人もウンウンとうなずく。

「・・・だよね。」

ミレイは、また海に入った。

・・・帰る時間が来た。

なのに、真夏は帰ってこない。

さすがに、皆心配して海の家に行った。

「あのぅ。中学生くらいの女の子見ませんでした？」

海の家の店員に聞いた。

「さっき、行列に並んで、焼きそばを注文してたよ。」

きっと、入れ違いになったんだ。

4人は、元来た道を歩き出した。

すると、砂の中に真夏のビーチサンダルが埋まっていた。

4人は、顔を見合わせて監視員のところへ行った。

「中学生くらいの、女の子見ませんでしたか？」

「さっき、海の家の近くで焼きそばを持ってたよ。」

きっと、この近くにいる。そう、思った。

だけど、見つけてしまった。

海の家の裏に、真夏の水着が・・・

ゾッとした。しかも、血が着いている。

どうしよう・・・

警察が、マナを探し出した。

焼きそばを買って、4人は休憩した。

何の肉だろう・・・そう思いながら食べた。

また、真夏を探し始めた時、海の家の裏に人骨があるのを発見した。

その人骨の近くにマナの髪留めが落ちていた。

2部へ続く(短編じゃなくてごめんなさい)