オリジナル小説、ライトノベル、二次創作小説、ss小説、イラスト投稿なら「小説☆カキコ」

＊紹介文／目次＊

たくさん掛け持ちしています。おかげで、更新が遅くなることがあります。
ご了承ください。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･\\\'｡. .｡.:*･゜ﾟ･**･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･\\\':.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
1・コート

日向莉緒(ひなたりお)

朝から、さんさんと光が降り注ぐ夏の朝。

莉緒は、学校へ向かう。

教室に入ると、親友の未彩弥(ミサミ)が話しかけてきた。

「リオ、コートの怖い話知ってる？」

「何それ」

「電信柱にね、コートがかかる話・・・聞く？」

「うん・・・」

「いつかは決まってないんだけど、コートがかかる日があるの。コートは2種類あって赤なら、死ぬ。白なら幸せになる」

「ふーん。」

ーーーー帰り

帰りの会が終わって、リオは学校を出た。

いつも通り、まっすぐ歩く。

「あっ・・・」

電信柱に白いコートがかかっていた。(やった！)

その時、バシャ！

赤いペンキが、コートにかかった。

ちょうど、隣で看板の色ぬり作業が行われていた。

「ああああああ！」

リオは、慌てて走り出した。

プゥー

ハッとして前を見ると、大きな塊が迫ってきていた。

「トラック！」

逃げようとした時、転んでしまった。

「あっ・・・」

グシュリ・・・

嫌な音がして、目の前が真っ暗になった。

道路には、赤い血が広がっていた。

・・・・・いかがでした？怖かったですか？怖くないですか？
これからも、よろしくお願いします。

10～

＊3＊

「これ・・・」

ハットして振り返るとあの、店員だ。

「美味しかったですか？焼きそば。どうでした？」

「おいし・・・かったです。」

「人間というものは、いいものをたくさん食べてますからねぇ。」

「まさか・・・。」

「そのまさかです、その肉は、あなたの親友でした。また、行列ができてます。そろそろ、行きましょう。」

冷たい汗が、流れ落ちた。

グザッ・・・その瞬間、目の前が真っ暗になった。

「ありがとう！」

男の子が、焼きそばを抱えて店を出て行った。

向こうで、母親らしき人が男の子に笑かけていた。

「・・・たべ・・・ないで・・・・・おね・・・・・がい。」

そんな声は、誰にも聞こえない。

大きな穴に、ミレイは吸い込まれて行く。

「たす・・・・・け・・・て。」

ミレイの意識が遠くなっていった。




・・・いかがでした？あの店員は、何者だったのでしょう。さっぱり、分かりません。海の家には、気をつけてください。

コメント、募集中です。