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ワンピース<火拳の姉は、九尾って呼ばれてます>
作者: rionn  (総ページ数: 115ページ)
関連タグ: ワンピース エース ロー 
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11話

さてと、ルフィは何処かな・・・

「主様?」

おわっ!!なんだレオか

「あの・・・前・・・」

何指さして・・・・ありゃこんなとこにいたの?←

ルフィ・・・・

「レオ?」

「分かってます」

私は、いつも道りレオに指示を出して、幻を出してもらうようにした

「範囲は島全体でいいですか?」

「うん、あ、場所はさ・・・ウミユリ塩湖にして(ウユニ塩湖です)

もちろん雨季ね」

{承知しました}

レオは獣の姿に変わってすぐに、幻を作った

「ここは、何処じゃ?」

「ほう、ウミユリ塩湖か・・・ルナさんらしいのう」

「・・・」

そんな、会話が聞こえるが、気にしない、気にしない

「フゥ・・・ルフィ?」

深呼吸をして、ルフィを呼んだ

「くそっくそっ・・・くそおっ!!!!!!!!」

「ルフィ!」

「何が、海賊王だ!!」

「ルフィ!!」

「俺は・・・・・弱い!!!!!!!!」

「ルフィ!!!」

悲しみが我を、忘れるさせてる

「あんたが、聞こえないなら・・・ちょっと力ずくで行くよ?

スッ・・・・・

気付いたときにはもう与えられてたゼッケンナンバー

参加しますなんて一言でも言った覚えはない

気付いたときにはもう鳴らされていたスターターピストル

最終ゴールさえ知らされないまんま駆け出した

息を切らして追いかけてつまずいて 見失ってここはどこ

同じような風景ばっか それでも踏み出してく一歩

実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない

先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない

背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない

こんなインチキばかりのレースでも

走り続けることしかできない

理想的なシナリオによれば引き立て役なんだって

分かってるけどそんなもん認めるはずもないだろ

無我夢中になればなるほど増えてく見落としてきた給水所

汗も涙も出なくなって それでも踏み出してく一歩

声援も激(げき)も悪口も聞こえない 誰も僕を見てやしない

後方に迫る影に怯えていつも逃げ惑う 逃げ惑う

辿ったコースは曲がりくねりながら望んだものと違ってく

こんなインチキばかりのレースでも

走り続けることしかできない

上がった息と擦り減った靴に

何度も足を止めたくもなるけど

孤独の夜と永訣(えいけつ)の朝を

繋いできたのは僕だって誇れるように

実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない

先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない

背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない

こんなインチキばかりのレースだって

まだ終わらせやしない 」

「・・・・・」

「ルフィ、確かに今はとても辛い

でもね、エースが居なくても

君には、残ってるる物があるんだよ?」

「(prpr)仲間がいるよ!!」

「(mdmd)じゃぁみんなのとこ、行こう?」


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