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*82*
69話
ん?・・・ここは?
[クックッ]
だっ、誰?!
[いゃあ、わりぃな驚かしちまった。“
私”のほうが間抜けだったからよ]
はぁ?ちょっと意味わかんないよ!
[ハァ、相変わらず頭はわりぃな。
つまり、あんたが、僕で、僕が、あん
た。あんたのもう一人の人格だよ]
・・・・バ、バカじゃない?
[お前に、言われたくない。
今日は、忠告しに来た。]
忠告?何それ?美味しいの?←
[(こいつの、もう一人って言う立場が
悲しいんだけど?!)あ、あぁそうだ
もうすぐどでかい、やまがくる。
今のうちにあいつらと、一緒にいろよ
?]
・・・分かったよ。あのさ
[なんだ?]
呼びにくいから、『陰』って呼んでい
い?
[あぁ。これ(ヒョイ)]
指輪?
[これを、こうすると笛になる
交代するときは、これをならせ。いい
な?]
うん。ありがと陰・・・!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ナ・・・ル・・・・ルナ・・・・
ルナ・・・ルナ!」
「んぁ?ナミ?おはよ」
「おはよう^^お風呂空いたから、入
って〜」
「ん〜」
さっきのは、夢?
あっ・・・右手の人差し指に、指輪?
夢じゃ、なかったんだ。
「陰、これからもよろしくね。」
そっと、呟くと陰の[おぅ!]という、
元気な、声が聞こえた気がした
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