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*91*
78話
「・・・」
「主様・・・」
何て言ったらいいか分からない感情が頭の中をぐるぐると渦巻く
「・・・?」
不意に手を見ると、手と足そして首に鎖が付いていた。
「あの時と、同じだ・・・」
その瞬間、思考回路が一気に働いた・・・そっか、僕は死ぬんだ
「イアンは?」
そう尋ねるけど、珍しくレオは口ごもってしまった
「処刑の時刻は午後三時・・・あってる?」
「えっ・・・?」
「お父さんと、エースが3時だったからそうなのかなーって」
海賊王の子どもだから、海賊だからいつ死ぬか分からない。
死ぬのは、覚悟してた。でも・・・・でも・・・!!
「死ぬの・・・怖いなぁ」
いざ、目の前に来ると怖い
「ルナ・・・」
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