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*98*
85話
いくら、足場があるといっても当然、怒号や、鳴き声で埋まっている
「死ねぇ!!」「もういやだ・・・」「神様、助けて」暴れ出すやつ。
泣き出すやつ。祈りだすやつを追い抜いて、ただ一人で走って目指すの
は、あの処刑台へと
『あと、12分しかないで!!急げ!!』
もしこのまま、別れてしまったら・・・きっと一生後悔する
ざわめきだす悲鳴合唱を、涙目になって走る10秒疑いたいけどだれが
どうやっても、終わらない人類賛歌
『走れ!あと1分や!!』
そんなの聞こえないくらいくらいにただ目指していた処刑台はすぐ目の
前に・・・!!
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「ガープさん・・・私は・・・なんでなんだろう?みんなが傷ついてる
のに、うれしくて・・・うれしくて・・・涙が、止まんないや」
ルナ・・・すまんわしは・・・・わしは・・・・
「ガープさん。もし私が死んだら・・・エースたちのことをよろしくね
・・・おじいちゃん」
・・・・!
【えっと・・・ガープs【じいちゃん】え・・・?】
【じいちゃんでいい。あと、敬語もナシじゃ】
【ありがとうごz・・・ありがとう!“おじいちゃん”】
「あぁ。分かった。」
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