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第2話 〜美人OLの孤独な食事〜
「ったく、どうしてくれるんだ!! これで3回目だぞ! 恥をかくのは君じゃなくて私なんだ!」
「もうしわけありません!!」
あの場でどうしても部下のミスだとは言い出せずに謝ってしまった。
そりゃあ、私だって悪いところはあったけど全部が私の責任なわけじゃないはず・・・。
ハァ。 昨日と今日だけで何回ため息ついただろう・・・。
始めは、頼りにされてたのにいつの間にか、私の居場所なんて無くなってきてる。
お昼ご飯だって、同僚の佳奈子と前まではよく行ってたのに・・・。
今は、上司と部下の関係。 佳奈子は課長だもんね・・。
お昼は、コンビニのパンで済ませて部下のミスの尻拭い。
私って、何でいるんだろう。 いてもいなくても変わんないよね。
そんなこんなで、会社をあがることが出来た。
家に帰って、冷蔵庫を開けてビールを飲む。
「プハァー、やっぱりビールが無きゃやってらんないわww」
飲みまくって、夕ご飯を作る。
結構料理は得意なので、手抜きはしない・・・。
ご飯と味噌汁ともう1本ビールと野菜炒めと焼き魚。
簡単そうだけど一つ一つを丁寧にやることで、私の心は満たされていく
。
家でも会社でも一人、孤独に過ごす。
慣れていたはずだったけど、急に今にどっと疲れや寂しさや悔しさがあふれてきた。
今日の私の心はやけに素直だ・・。
でも、少しだけ・・・。ほんの少しだけど吹っ切れた気がする!
明日からも頑張れそうだよ!
【〜美人OLの孤独な食事〜 終わり】
かなり短かったですけど、この人には幸せになってほしかったので満足です!
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byてるてる522
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