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*31*
第十一話 優雅に作りし、蓬莱の薬
估坐「蓬莱の薬、一滴でいいのでほしいんです」
憂夢「なんで、飴華がいるの」
估坐「雨降ってるから…」
八意「蓬莱の薬…ね。無理ね…、ごめんなさい」
憂夢「BBA、なんで」
八意「…ムカッ…蓬莱の薬の瓶、外に置いて常に新鮮な空気と入れ替えないと持たないのだけれどね…雨が降ってしまったから。
この辺りには昔から雨なんて降らなかったから、汚い雨水が入るなんて
想定してなかったわ。」
霧雨「じゃあ、何が必要なのか教えてくれ。霊夢には頼めるものを頼む。
だから、ちょっと通信機で伝えてくれ。メモも書いてもらって」
八意「まず、聖水1L。」
博麗「<多いわね!その水飲みたい!ここ数日飲んでない、水なんて!>」
八意「…そして、ニンニク一かけら」
フラ「<来なくて正解だったねー!ニンニクー!やだー!>」
博麗「<黙れ小僧!>」
八意「で、最後に。蓬莱伝説之封印書」
博麗「<ほーらいでんせつのふーいんしょ?>」
八意「レシピみたいなもんね。作り方は伝説。材料は迷信。
全部あのTHENEET・蓬莱山輝夜が知ってる」
博麗「<ホウライ伝説は無理だけど、ニンニクと聖水ならオッケーよ。>」
フラ「<せーすいは、早苗のとこね!>」
憂夢「行くよ、飴華、魔理沙」
霧雨「ああ、早く幻想郷を助けなきゃな!
…では!これより、幻想郷分裂異変解決組を結成する!」
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