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*40*
第十八話 「変えない運命」選択の先には「別れ」
憂夢「母さん殺さない」
澪はキッパリ答えた。
估坐「…そうか」
博麗「でも殺したのには理由があったから…」
霧雨「なんだったんだ?」
博麗「私達がまだ幼かった頃よ。丁度、第二次幻想対戦のころね」
霧雨「あれか…私は元々親がいなかったから、12になるまで博麗神社に
住まわせてもらってたんだ。」
博麗「父さんは戦争に行かされるし、私達は幼かったから全て母さんが
やってたのよ」
霧雨「ああ、槍投げも、弾幕も、家事も全部な」
博麗「父さんが他界したショックで、母さんはやりを投げて
憂夢澪の母・三春を殺したの。帰ったはずだったんだけど、実は戻ってきてたらしくてね。澪もその時来てて、三春は澪を守った。
そして、まだ生きていた父は、虐待していた澪を守る三春にも虐待した」
憂夢「記憶が抜け落ちている」
霧雨「復元手術すれば簡単に思い出せるぞ」
憂夢「…やめておく」
博麗「ちなみに飴華の前世は小さいころから幻覚などが見える
重い病気にかかっていたの。」
估坐「家族に愛されず捨てられ学校に居座る毎日…嫌になってそのまま幻想郷へ…」
フラ「みんな」
魂魄「どうしたんですか?」
フラ「約束の40年だよ。この40年間、すごく楽しかった。また紅魔館来てね」
西行「れみぃも行っちゃうの〜?」
レミ「色々とお世話になったから、もうそろそろ帰らなくちゃね」
估坐「…じゃあ、お元気で」
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