完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*41*
{最終回}第十九話 蓬莱山輝夜&藤原妹紅VS最強最凶組
估坐「…もう、これ以上は危ないですよ。澪の夢の中に閉じ込められてしまいます」
憂夢「自分ではわかるのだが、ここは仮の幻想郷。
異変の首謀者すら気付いていないとなると後々厄介だ」
博麗「やるしかないようね!」
霧雨「本気で行くぜ!箒ぶん回していくぞーっ!」
估坐「はい!」
永遠亭{裏庭}
蓬莱「また来たの?」
藤原「…今回も、本気でやらせてもらう」
そう言う妹紅の左目は青く輝いていた。
霧雨「操ってるのか」
蓬莱「ええ。音を使ってね。良いヒントをもらったわね」
博麗「耳栓して!」
そう言うと、全員が耳栓をする。
藤原「……だ……ぞ」
霧雨(お前ら聞こえるか?)
博麗(聞こえるわ。にとりが「テレパシー通信機」を作ってくれたのよね)
估坐(最後です。油断しているうちに、澪が出す楼観剣で遣ります)
憂夢(…了解)
テレパシーで信号を送りあって、澪は瞬時に楼観剣を出現させた。
そして、目にもとまらぬ速さで妖夢とともに二人を切り付ける。
…しかし、二人はすっとよけ、弾幕で返してくる。
霧雨(こうなったら全員で攻撃だ!こんな時こそ!
「仲間呼び出し通信」!古明地さとり、古明地こいし、フランドールスカーレット召喚!)
すると、さとり、こいし、フランがすでに耳栓状態で現れる。服についているバッジは
テレパシー通信機だ。
博麗(続いて、十六夜咲夜、レミリアスカーレット、霊烏路空召喚)
同じく耳栓状態の咲夜、レミリア、空が現れる。
西行(最後の召喚よ〜!東風谷早苗、守屋諏訪子、八坂加奈子、パチュリー・ノーレッジ、チルノ、大妖精、森近霖之助、川城にとり召喚!)
最後にずらりと並んだ全員。博麗霊夢、霧雨魔理沙を始め、東風谷早苗、守屋諏訪子、八坂加奈子、パチュリー・ノーレッジ、チルノ、大妖精、森近霖之助、川城にとり、古明地さとり、古明地こいし、フランドールスカーレット、そして估坐飴華と憂夢澪が並ぶ。
霧雨(よーし!準備は整った!行くぞ!「{終了}最終最強最凶兵器is we」!)
全員が弾幕を打つ。よける所がないほど弾幕が敷き詰められたその中で、
狂気に満ちていた妹紅は目を覚ます。
妹紅は、霊夢の耳栓を無理やり外し囁いた。
藤原「味方になる」
ついに従者の藤原妹紅を仲間にした。
妹紅の弾幕は兎に角大きかった。
=====翌日まで、弾幕ごっこは続いた=====
結局、輝夜は永遠亭の地下に入れられる事になった。
結局妹紅に倒された輝夜は、フランが昼夜を徹して作った牢に入れられた。
蓬莱山輝夜が収まり、幻想郷も元に戻った。
全てが丸く収まり、幻想郷は平穏を取り戻し、幻想郷としての新たな一歩を
歩んで行く事となるだろう。
〜The End〜