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壊れた後の物語
作者: 彩都  (総ページ数: 20ページ)
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10~

*12*

ケースの中は、服や歯磨き等の日用品や包丁等が入っており何時でも生活が出来る用になっていた。
僕はあまりの最友さんの優しさに泣いた。
そして悪戯半分に電話してお金を要求したら、その日の内に来たので驚いた。
僕は最友さんに感謝しなければならない。
最友さんの話によると真友は脳に損傷が起き、もう成長が出来ないらしい。
これは酷い事をしたが僕は後悔してなかった。
そして僕は日本の家族に会ってその後大学に入学した。
ここ迄が回想、いよいよ現代に戻る。
「クーちゃんは私の物、友ちゃん行こうか?」
「あぁ、行こう」
そう言って友は僕を攻撃した、痛い、止めて、もうすんな。
だが僕にも秘策はある。
「ガハッ!…少し待て友…おーい、こーい!」
そう言って現れたのは髪が無く、オールバックの様な角を持ち、全身が白い、ジャージも肌も体毛も!
目も睨んでいる様に見える。
流石に真友も友も驚く。
「なっちゃん、何だあれは?」
真友は静かに言う。
「核兵器並戦闘力保持者μ(ミュー)…まさか完成していたとは…」
真友は驚く。
例えば、人類最強に近い友に比べ、μは核兵器、もしくは最終兵器並の強さを誇る。
「μ君、僕の目の前の友を倒してくれ」

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