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壊れた後の物語
作者: 彩都 (総ページ数: 20ページ)
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作者: 彩都 (総ページ数: 20ページ)
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*9*
「*****、これが僕の名前だ」
僕はそう言って、木彫りの熊で真友の頭を攻撃する。
ガツンと鈍い音がするが、廊下にも隣室にも音は聞こえないだろう。
「いっ痛い!止めて!」
真友は痛がるが、僕には関係なかった。
黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ。
僕はそう思いながら無心に打撃を与える。
真友が『痛い!止めて!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!!』と言っていた。
さて、肉体は抵抗できない程のダメージを与えた、次は頭だ。
僕は一心不乱に熊を頭に当てる。
「ガッ!?あぁ…いぎぃい!うげぇ…おぐぅ!?があぁ…」
もう真友は抵抗のての字すら思いつかないだろう。
僕は最後に真友に言った。
「なぁ、真友…」
真友は何とか呼吸をしているので生きている、今の内に言わないと…。
「な…に…」
僕は言う、言ってはならない事を。
「お前の監禁しての自分の物にする…」
僕は真友に止めを刺す。
「******よ、はっきり言って」
その言葉に真友は…。
「あぁあぁああぁああぁあああぁああぁああぁああぁああぁああぁああぁああぁあぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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