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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都 (総ページ数: 23ページ)
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作者: 彩都 (総ページ数: 23ページ)
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*14*
「なっ!?どういう事だてめぇ!?」
怒鳴ったのはミナスだった。
『あぁ、そういえば言ってませんね、このしりとりの正式名称を…』
「正式名称まであんのかよ…」
そういうミナス。
『正式名称は『永遠の言葉攻め(ノットエンディングワードズ)』!』
「なっ…何なんだよそのしりとりはぁ!?」
またもや叫ぶ。
『このしりとりは『右か左か』で順番が違います、つまり蹴落としたい奴を落とす腹黒ゲームです☆』
その説明にバンッと机を叩き、立ち上がる。
「こんなのは卑怯だ!姑息な手でさえ、悪手に落ちるじゃねーか!」
『はいそうですけど何か?止めたかったら辞めて下さい』
しれっとピエロは言った。
ミナスはキレにキレている。
「くっ!続けるしかねぇ!も、も、も…文字!そして右!」
ピエロのセリフを切って言う。
右はアリアだった。
「ジーンズ、左」
「はぁ!?また私か!?ず、ず、ず…」
『あっ因みに時間制限があります』
「それ早く言え!」
ミナスは『ず』に悩む。
すると『5、4、3、2…』と聞こえる。
そして『1…0…ハーイ終了!こういう風に相手を蹴り落とし残った二人が決勝進出でーす!』
とんでもないしりとりのルールに一人困惑する友。
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