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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都  (総ページ数: 23ページ)
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10~ 20~

*5*

そう思いながら残りのフランクフルトを食べた。

ピエロは少し後ろを向いて、フランクフルトをほふりながら思った。
(彼が一人だけの状況になった時、どうなる事やら…面白そうですねっ♪)
ピエロは友に聞こえない様に小声で笑った。
当の本人である友はそれを知らずにフランクフルトを食べていた。

友はフランクフルトを食べ終わり、コーラ(一ドル(値引き後))を頼んで飲んでいた。
するとあのピエロが細身ながら、手を振る方向と同じ方向で体を揺らしながらこちらへ来た。
「おーい、ジャック・オー・ランタンくーん!バスが来たよー!」
「僕は五十嵐友だ!」
友は怒鳴る。
「友君、ゴメンゴメン、さぁ、バスが来た、あの封筒を車掌さんに見せるんだよ?」
そう言って、バスの前迄移動しながら説明する。
「因みに中身も確認するから開けておいた方が良い、新品だったら疑われるからね♪」
そう言って、友は封筒を開ける。
中には色々入っていたが、見る気は起きなかった。
すると骸骨のお面を被った車掌が友の封筒を見た、指で○マークを作り、OKした。
友はバス内に入り、座る。
ピエロは顔パスで入って、友の隣に座る。
「さぁ、楽しいパーティ!の始まりだ!」

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