完結小説図書館
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ちわっち!学芸展終わったああああっ!発表緊張したわー・・・。
フユ「作者は吹奏楽部だからな。」
ダーク「トランペットだっけ?」
そうでーす。メロディーが多いから間違えるとハッズイ。
ではー、小説行こう!
・・・第九章 最終決戦!運命を変えろ!!の続き・・・
地獄大山椒が大きく身を躍らせ、真っ赤な瞳が見える。そこには・・・
一同「涙?」
夏美「地獄の底で惨めに生きてれば?あ、妖怪だからもう死んでるかw」
山椒「ギョオオオオオオオ!!」
その瞬間、地獄大山椒は大泣き。そのままどこかへ走っていった。
夏美「作戦成功♪でも、ちょっとかわいそうだったかな・・・。」
ダーク「道が開けたんならいいだろ。」
夏美「えぇ〜・・・。」
ヤハリココロガナイヤツダ。ハヤク、マッサツシナケレバ・・・。
この声・・・!
その時、目の前が真っ暗になった。
一同「!!?」
気が付くと、私たちは光り輝く場所に立っていた。眩しさに思わず目を細める。その時、頭上から声が聞こえた。
?「あの地獄大山椒を倒すなんてね、なかなかやるじゃないか。」
あの機械のようなぎこちなさはない。だけど、紛れもなくそれは、私がさっき聞いた声だった。
フユ「誰だ!!」
?「低級妖怪たちに名乗る名前はもってないよ。僕が話したいのはそこのお嬢さんだ。」
夏美「・・・私?」
?「そう。さ、こっちへおいで。」
目の前が、フラッシュバックした。
気が付くと、私だけが真っ暗な世界に立っていた。そして、目の前には蜘蛛のようで、人のようでもある、そんな妖怪がいた。
?「手荒な真似をしてすまなかったね。僕の名前は『あやとり様』。」
穏やかに微笑んでいるが、その目は笑っていない。むしろ、殺意にまみれている、と言ったほうがいいかもしれない。
夏美「あの、さっきの声ってあなたの声ですよね?なんでダークニャンを嫌うんですか?恨みでもあるんですか?」
あやとり様(以下あや)「まさか!そんなわけないよ。ただ・・・君と一緒にさせておくのは危険だと思ってね。」
夏美「・・・え?」
今回はここまで!ありがとうございました!