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*3*
千尋「バイバイ!また明日ね」
クラスメイト「じゃーねー!」
千尋「うぅ寒い…」
最近、一段と冷え込んだなあと思い、家に向かって歩く。
千尋「やっぱり私、変なのかなあ」
ちょっぴり朝のことが気になっていた。些細なことだけど…。
千尋「ただいまー」
そうこうしているうちに、あったかい家に着いた。やっぱり暖房はいいよね!
千尋「あったかーい!」
母「まったく、早く制服脱いで手洗いうがいしてきなさい」
千尋「はーい」
千尋「これでよし!さて、寝ようかな」
明日の準備を整えて、ベッドに入る。ふと、友達からメッセージが届いていた。
千尋「ん?なになに?…明日から転校生が来るらしいよ…か。ふーん、どんな子だろう?女子かな?」
まあ、明日になれば分かることだよね。
転校かあ。私もここには10歳のときに転校してきた。あつーい夏の日。気は向かなかったけど、家の都合だからしょうがなかった。
…あれ?夏の日、夏の日…私、どこかに行ったような…どこだったかは思い出せないけど…そこで何か大切な…
結局よくわからないまま、睡魔に負けて寝てしまった。
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