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五次元商人(ごじげんしょうにん)
作者: 燕雀冬雪 (総ページ数: 10ページ)
関連タグ: オリジナル
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*紹介文/目次*
世はセールス戦国時代。服、本、モンスター等の剥製etc.…
とにかく色んなものが売られた時代。
こんな時代に特に異質なもの…「五次元」を売るものがいた。
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ピンポーン
また鳴ったよ…インターホン。今日で何人目だ全く…
僕、「枚目(まいがん)竜(りゅう)」は小さいころ悪戯で穴を掘ったら埋蔵金が出てきて金を持つようになった。まだ子供で親のいない僕はセールスマン等にとっていいカモにされているんだろう。そう思うとイラッとくる。クソッ!
でも一応商品はみたい。掌の上で転がされてるな、僕。今回はなんだろうか。「はーい」と返事をするとインターホンから声が聞こえた。
「すいませーん!こちら五次元を扱っています。五次元商人こと原路(はらろ)秋房(あきふさ)と申します!五次元、買って見ませんか?」と。しかも中性的な子供の声で。子供に見えるし。
おかしいだろ!インターホン壊れたか?しかもこの商人、どう見ても子供だ!しかもなんだよ五次元って!興味ない訳ないだろぉぉ!
「中で話しません?」
気づいたらそんなこと言ってた。
またカモにされたよ、畜生。
始めまして?
燕雀冬雪(エンジャクトウセツ)です。中2女子やってます
一応漫画家志望なんでイラストもかければ書いて行きたいです。漫画家書く前のプロットの話をイメージで小説にしてます
枚目 竜/男、身長154、12歳
原路 秋房/男、身長152、?歳
みたいな感じ
*4*
「ありがとうございます」そう言って階段を上り、僕の言った部屋に入る。
さてこの石、どう使うか。ネットに書いてある訳ないよな。まあ、だめ元にはだめ元で叫ぶか!