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五次元商人(ごじげんしょうにん)
作者: 燕雀冬雪  (総ページ数: 10ページ)
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*7*

あの強気な姉が絶叫するわけない!
ふと自分の手を見る。すると手がほどけていったのだ!
 「何、貴方の能力を払って貰ったまでです」
と、言って瓶の中の光多分僕の能力なんだろう。それを見つめて嬉しそうに秋房は言った            
 「一体いつから自分の能力が掘り当てる能力だと錯覚していたんですか?」
嘘だろ?じゃあ何なんだ。人を不幸にする能力か?
 「いえ…貴方の能力は『自分の考えたものを作り出す』能力です」
さらっというが…じゃあなんで姉さんがほどけて行く?    もしかして姉さんは僕の
  『想像の産物』なのか?

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