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*4*
「第一、スノッドグラスここにいるでしょ。仲間を忘れてどうすんのよ」
「まあまあ、私はまだ入ってきたばかりですし、忘れるのも無理はありませんよ〜」
呆れている、水色のロングヘアーで水着にパーカーを着たような服の女の子を、黒髪ロングを太い三つ編みにし、制服のような服を着た、紫のリボンつきカチューシャを着けた女の子がなだめる。どうやらこの三つ編みの女の子が、スノッドグラス(元・浜見 玲奈)らしい。しかし、元のThe・真面目な学級委員長の面影は微塵も感じられない。どちらかというと、穏やかでふわふわしたキャラのような・・・
それよりも、僕には気になる言葉があった。
『魔法少女』
僕の聞いた言葉が聞き間違いでなければ、ここにいる女の子達は全員魔法少女という事になる。
浜見が魔法少女に変えられたなら、ここで彼女らの会議を覗いている僕はどうなるんだろう。
その時だった。
「誰っ!?誰かそこにいるの!?」
・・・気づかれた。
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