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*27*
座らせるなり立見は手を掴んで来た。
立見
「ねぇ」
坂野
「何や?」
立見
「.....私と付き合っても損は無いと思うよ?」
私は少し黙りこんだ。
「コウカイさせてやる」の言葉が脳裏を過った。
坂野
「さぁな.....知らんわ。」
立見
「貴方と付き合う事になったら、私は何処までも着いていくよ?」
彼女は「貴方に尽くしたい」と言わんばかりに私を見てくる。
私は辛くなってきた。
坂野
「ストーカーやんけ.....。」
立見
「それほどに好きだからね」
坂野
「だからと言って九州までに来るか?」
ここまで来ると可哀想だ。
どうしたら良いんだろうか?
「いっその事や、付き合う事もええんかな.....」私は妥協も考えた。
立見
「良いでしょ。付き合おう?」
坂野
「ならあんたは、付き合いたい相手を縛るんか?あ\\
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