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ポケモン二次作品 レイナ~イッシュ編~エピソード1[完結]
作者: ベリー  (総ページ数: 67ページ)
関連タグ: ポケモン 二次創作 
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第六話 統治の争いと2人の決意

私達は今、ヒウンシティに着き名物のヒウンアイスを食べていた。
ト「そーいえばさっ。皆ってなんで旅にでたの?」
ヒ「ノーコ(ノーコメント)」
マ「なんとなく、10歳になったからせっかくだし旅でもしてみようかなって。」
レ「私は、周りに流されて、後ついでにプラズマ団を追えたらなーって。」
ト「よかったー!しょうもない理由なの私だけかと思った!」
トモバはぐっと背伸びをする。
レ「しょうもない理由で悪かったわね。そういう奉羽は?」
ト「私っ!私は自分の夢探しってかんじかな。」
ヒ「夢か,,,興味ある夢とかあるのか?」
ヒュウが言うとトモバは下を向く。
ト「う、うん。統治グループの会長、お父様を継ぎたいのでもそれはマオがつぐし,,,どうしようかなって。」
トモバは「ニコッ」っと笑うが、幼馴染みの三人はトモバが無理していることが分かった。
マ「勝手なこというなよ。親父の跡を継ぐとか勝手なこというなよ!」
マオは、声を荒げて言う。三人は、マオが感情的になった所を久しぶりにみた。
マ「あっ、ご、ごめん今のは忘れてくれ。」
重い沈黙が続く。それを消すかのようにトモバは声を大きくして言った。
ト「あ!そうだ!せっかくだし、家に来ない?お父様もお母様も喜ぶだろうし!」
ヒ「どっちの家?本社の方?別荘の方?」
ト「本社の方!ほら!いくよ!」
私はヒウンアイスを一気に食べるとトモバ達に着いていった。
レ「しかれたレールを走る義務なんてないわ。自分の力ではしで走ってもいいの。」
ト「ん?どゆこと?」
トモバは止まって私の方を向く。
レ「そのまんまの意味よ。何つったってんの?奉羽、速くいくわよ。」
ト「あっうん!」
そうやって、私達はトモバの家へ向かった。

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