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名探偵コナン 謎の接続書 RIVEN
作者: 破壊神  (総ページ数: 9ページ)
関連タグ: MYSTの続編 アトラス ゲーン キャサリン ゲーム 混合作品 2次創作 
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*4*

 コナンと平次は、歩きながら、これまでの謎を整理していた。

まずは、コナンがこれまで集めて来た、丸い球に関してだ。

平次も一応目を通したのだが、どうもあのボールは、彼が付けた物ではなく、ゲーンの日誌に有った、モエティという種族が付けた物らしく、キャサリンについてもいくつか書かれていたが、具体的にはなく、どうも彼女の方が、ゲーンより凄い頭脳を持っており、一見何の変哲もない、小さな窓見たいな物をその接続書の、繋がっている所に置くだけで、接続する事が出来るというのだ。
しかし、それが、気に入らなかったのか、ゲーンは彼女を捕らえて幽閉してしまい、ゲーンは、世界を作っては捨て、作っては捨てを繰り返し、ついには100を越えるぐらいの値でやっと世界が出来たと書かれていた事を、コナンに話した。
「こりゃ、ゲーンを早くとっ捕まえねえと、犠牲者が出そうだな」
「とにかく、どないかして、あの本を取り返さんといかんな」
「ああ。少し急ぐぞ」
「ああ!」

そして、2人は長い橋を渡り、第1の島へ戻って来た。

コナンはチラリと下を見た。
「おっし。動力は送られてる」
「ほな行くで~」
と、平次がレバーを倒すと、ついに橋と第1の島がつながった。
「ほな、行くで……」
と、平次が言うと、コナンがコクリと頷いた。そして、中には言うと、今度はハンドルが見え、平次がそれを回すと、全てのドームの内部がつながった。
そして、もう一つの出口に出てみると、通路が途中で途切れていた。
「あれ? 道が途切れて……」
「こいつや」
と、平次が壁のボタンを指し、押してみると、下で何かの装置が起動したのか、通路がつながった。
「サンキュ」
後は、あの開いてない所がこれで開くはずだ。
コナンは、そう確信し、扉のレバーを上げようとしたが、ちょっとだけ届かなかった。
「う、くそ……この!」
「ほれ」
と、平次がレバーを上にあげて、開けてあげた。

すると、ゲートルームが現れ、そこを通り越して、一番最初の場所へ来た。

そこから橋につながる方の、ゲートを開けると、ドームに入って、レバーを上にあげ、橋が上に向かい、それを確認したのち、コナン達は、さっきの通路の真下に行ってみた。
「よし、これで、おそらくはあのドームに行けるはずだ」
「ほな、このデカイのは後回しやな」
「ああ」
2人がそんな話をしながら歩いていると、やはり、ボタンが有った。
「やっぱり!」
「ほな、ドームを開けに行こか」
「ああ!」
と、コナンボタンを押すと、通路が沈み、ドームにつながる道に出た。

そして、あのドームの場所に着き、平次がボタンを押すと、コナンが素早くメモをした。

第1のドームは、おそらくすぐに使うだろうなと言う事を見越していた。

そして、その後、ゲートルームには、第3の島から来た入り口を使い、ゲートルームを回転させて、ドームへの入り口にした。

すると、ドームの上に行ける様になっていた。
「よっしゃ! 後はこの上やな」
「……」
「どないしたんや?工藤」
「何か、何か足りないんじゃねえかなってな」
「だって、ドームは……あ、そうかまだ全部やないな。それに、この装置が何を意味してるかも分かってへんし」
と、2人が言っていると、リールが、
「分からなければ、上に行ってみるだな。それで答えを見つけるんだ」
と言った。
「リールの後押しを受けた2人は再び歩を進めた。

確かに足りない物が有ったとしても、何がどう足りないのかおをチェックする事ぐらいなら出来るからだ。
そして、ドームの上の動力装置は開いており、2人は、その装置を見ると、そこにあったのは、四角い穴と枠組みがされた物と、カラーボールだった。

「これが、動力装置?」
「こんなちっこいので、どうやって動かすんや?」
「とりあえず、これで取ったらどうだ?」
と、リールはポラロイドカメラを出してきた。
「お、おお。すまんな」
と、平次はそう言って、その場所は写真に収め、すぐに写真になって出て来た。
「後は、これの謎をとかなあかんな」
「そうだな。多分そのヒントは、次の島だ」
「ああ。俺もそう思とる。とにかく、島に戻って、あの島に行くで」
「そうだな」

そして、2人はそこから降りると、ゲート―ルームを回して、通路の道を出してから、だい3の島に戻り、研究所をからトラム呼び出しボタンが有ったので押すと、すぐさま平次が乗り込んだ。

その時、2人は違和感を覚えた。

なんと、トラムの発着所が二か所有ったからだ。
「2か所か。とりあえず、こっちから探ってみるで」
「ああ」

そして、彼等は第4の島での探索を開始した。

ここが一番重要なヒントが隠れているとはつゆしらず

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