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【ウマ娘】皇帝と女帝と怪物と俺達【完結】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 25ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 ウマ娘 たぬき要素有り オリキャラ
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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 25ページ)
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*11*
【第2話】
次に……たくっちスノーはシンボリルドルフに連れられてナリタブライアンのトレーナーの所に向かっていた。
「別世界出身はいいとして……なんか、まずいことでもあるのか?」
「彼もまた兼業トレーナーらしいのだが……西園寺トレーナーと違って、今回は本当に危険な感じがした」
「『時空断罪者』というフレーズに心当たりは?」
「断罪者……ああ、大丈夫だよそれ、やばい感じじゃない。」
たくっちスノーはルドルフに説明する。
時空断罪者とは、別世界で犯罪行為を犯した者を捕らえて、処罰にかける者達の通称だ。
最近は暇を持て余しており、世界に降り立って出歩いてる姿も目撃されているというが……
「あれだ」
「んー?」
向こうにナリタブライアンとそのトレーナーがいた、
二人ともジャージ姿でトレーニングをしているようだった。
そして、二人は何かを話しているようだ。
すると突然、 バァン!!!! と凄まじい音を立ててドアが現れて開かれる。
そこに居たのは、巨大な虎やライオンのような獣人のような生物。
今にも2人に襲いかかろうとしているが……
「なんだ急に……時空犯罪者か!?いくら断罪者でも危ない、私が……」
「待て、ルドルフさん。」
「しかし……」
「貴方だって危ないんだ、ここは俺が……」
シンボリルドルフを背後に立たせ、たくっちスノーがゆっくりと近づいていく。
「アンタがブライアン……そして、そのトレーナーか」
「……ほう、最強無敵……たくっちスノーか」
「ああ、確か……ルドルフのトレーナーになったというやつか」
ブライアンのトレーナーはたくっちスノーを見て、改めて獣人達の方を見る、そして……
「お前達よりアレの方がいい、減罪は無かったことにするか」
「何をッ……」
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