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凍結中 〜凍空一族不滅なり〜(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 80ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 オリジナルゲーム 氷鬼 時空監理局編 
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*13*

「冷てええええええええ!!!」

たくっちスノーはサイコロを掴むがすぐに床に投げ飛ばす………幸いにも土は足首が埋まるほどに雪が積もっているため傷は付かないが、サイコロは表面が凍りつき滑る上に触るのも嫌になるほどの冷たさ

「あの野郎!!」

「バカだなティー、貴様はマガイモノの王だろう、もう少し頭を使え」

exeはサイコロを足で持ち上げ、ヘディングで落とす……4だ

「今時流行んねーぞ、そういうギャグ」

「知ってるが手を使いたくなかった」

「じゃあ俺もマガイモノの力使うわ」

たくっちスノーは右腕を雪に埋め、サイコロの真下から首長竜のような怪物を飛ばして吹っ飛ばす……

「お前な」

「ほら次誰やる?」

「すいませんちょっと」

たくっちスノーがサイコロを他逃走者に渡してる中、誰かが肩を叩いた……sorutymataだ

「お前は、確かクロノス社の………」

「ああ、トレザード社は逃走中に関してはどうしようもないからな、今回は頼ることにした」

「そういう事情がありますので、今回もまた参加させていただくことにしました………彼はあの時の」

「はい、こいつはsonic.exe、俺とリニュ後、両方のたくっちスノーのボディーガードをやっていたんです」

「この時空だとボディーガードをやっていたのは結構前になるがな………」

「………私の事を知っている人はどれだけいますか?」

「俺とexe、あと七花だけです」

「そうですか………それはそうと、大丈夫なのですか、監理局の件は」

「ああ、まぁ前みたいに結界は張っといたし明光院ゲイツを筆頭に戦闘員を雇ったらしい、もしもの事がない限り来ることは無いだろう」

「もしもの事があるような言い方はやめろ」

「この舞台のどこでもしもの事やるんだよ人が立ち寄れないやべー所だぞ!!」

「そりゃお前、これまでの」


「あっ、やっべ」

「!?」

たくっちスノーが後ろを向くと………サイコロがハンターの目を向いていた

「姉ちゃんから軽く聞いたんだけど、目が上だとやばいんだろ?」

「お前かーー!!!」

「ハンターが出てくる前に下山すっぞーーー!!!」


「ヤーーーーハーーーー!!!」

たくっちスノー達は勢いよく踊山を下っていき、それと同時にハンターが放出され、こなゆきが檻をへし折って飛び出していく

「鬼ごっこですね、うちっちが全部捕まえちゃいますー!」


今回の逃走中はひと味違う

停止と凍結を利用しながら、逃走中の流れを支配しろ!


それこそが


【凍結】中



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