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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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「…………これは」
そして、sorutymataは洞窟の入口近くに居た謎の怪物に逃げ道を塞がれていた
その怪物は………白い人間の体に獣の体毛のようなものと牙が付けられているが、どことなく凍空こなゆきと風貌が似ていた
(この辺りは妖怪や魑魅魍魎が存在出来た時代だが、奴はそれらとは風貌が違う………恐らく、これがマガイモノ……)
「凍空こなゆきはどこだ」
「………」
「いるのだろう、凍空こなゆきが」
「確かにいますが、彼女に何の用で?」
「………過去を、変える…………」
怪物は言った、【過去を変える】……未来は何らかの方法、些細な手段でで何十にも描き変わる、未来の改変は時空法でも罪には問われない、しかし過去は別だ。
過去は言わば【何十の未来への分岐点】そこを変えてしまえば全てが狂ってしまう………過去改変は罪、それが理由で明光院ゲイツも時空犯罪者の肩書きを背負ってしまったのである
なお、この法は数ヶ月前、まだ存命していたたくっちスノー局長による【これに従った場合ドラえもんも時空犯罪者になるかもしれないし、うちも似たようなことをやっていないか?】という発言により現在審議中である
「時空法違反………とりあえず追い払っておきましょう」
「邪魔をする気か……ならば、殺さなくてはならない」
怪物はsorutymataの前で咆哮を放つが、怖気ず構えを取る
(ハンターに見つかる前になんとかしなくては……)
前回の監理局とメイドウィン達との戦いから得た情報
『戦闘時、メイドウィンは己の世界を守るための手段として何百倍にも身体能力が跳ね上がる』
「………お前、神(メイドウィン)か…………!!」
「ええ………あの人らによると、そういうわけです」
sorutymataの攻撃は何倍にも補正される………
【ハッカー】の補正、【メイドウィン】の補正、そして……【集中】の補正。
たった1回の攻撃を何倍にも強くする事で短期決着を行なってしまおうと
故に、その拳は
「グッ………!?」
怪物を吹き飛ばし、山の下へと突き落とすには充分であった
「メイドウィンの力、渾身用には便利ですね、しかしあれは一体………」
……
「あれあれ?まさか俺以外にもマガイモノメイカーがいるのか?」
「参ったなぁ、俺は監理局に会いたいだけなのに騒ぎが大きくなっちまう………ま、面白そうだからほっとくか」
「どうやらオーマジオウの部下もいるみたいだしな、あいつらどこだ〜?」